本の読み方で磨かれる 感想
感想
これを読んだら、著者である茂木さんについてのツイートをなぜか思い出すんだよね 『茂木健一郎さんは、中森さんに連れられて行った文壇バーで、私の会話を完全に無視しながら中森さんと会話をして、話かけてきたと思ったら「唐十郎は知っているのか。知らないとは教養がない。君はもっと勉強したほうがいい」とか言い出した ちなみに文壇バーは女ポケモンを連れて行って自慢する場です— うしじまいい肉 (@PredatorRat) September 2, 2014』 ※ツイッターより引用
メモしておきたい言葉
p27 「読む」というのは「自分以外の誰かの目線にたつことができるかどうか」 ・科学の重要な要素 ・知性 p19 読んだ本の数だけ高いところから世界が見える p24 読書は発酵のプロセスを経て初めて「知性」「見識」として定着する p31 どんなに時代が流れても、われわれ人間は絶対に「言葉」を使いつづける p37 言葉には人間性が表れる 日本語の語彙 読書百遍(繰り返し1つの書物を読む) ↓ 慣れの力 1回で全部分からなくても良い p67 廣松渉(ひろまつわたる) 「学者というものは1日3000ページ読むものだ」 p108~111 「読んだつもりの本」も教養の一部である 「積ん読」 本がそこにあればその存在をいつでも感じる事ができる それだけで何かしらの「功徳」があるのではないか p129 「その人らしい独自の言葉を持っている」ということは1つの才能で世間の常識を離れ、自分でさまざまな経験を重ね、思考を積み上げた結果、獲得される p134 「フォーカシング・イリュージョン」(1つの事だけに固執する幻想) 人間の幸福は複合的だが、1つのものにこだわる性質がある p148 「デフォルト・モード・ネットワーク」 何かに集中しているときよりも、むしろ何もしていない時、休んでいるときの方が活動する部位がある ↓ いろんな情報を頭の中で整理している? p166 自分のセンス(感覚)を身につける=判断力 それぞれの主張が違うとしても、みんなが自分が正しいと信じている 世界は絶対的な正解が存在するわけではない ある人の主張が感覚が好きなのだなと思うに過ぎない p168 自分の中で軸となる作品のことを「カノン」と呼ぶ 「カノン」=教典:動かせない柱の意味 ソクラテスのカノンは「イソップ物語」