宮沢賢治『銀河鉄道の夜』のあれこれ
きょうは、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』についてのおはなし。
以前の記事(宮沢賢治と『春と修羅』 ~文豪解説してみる~ - サイトーク)でもお話ししましたが、
「中田敦彦のYouTube大学」って知っていますか?
「中田敦彦のYouTube大学」では、日本文学シリーズというのをやっています。
『銀河鉄道の夜』と『星の王子様』はテレビ朝日「しくじり先生」で、
以前放送していて、もっと、いろんな作品を聞いてみたいと常々、思っていたら、「中田敦彦のYouTube大学」で、動画がアップされて歓喜しました。
そして、中田敦彦の『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)は、泣いた、全俺が泣いた(←古い)。
一度だけでなく二度泣ける、いや何度でも泣ける語り口、本当に尊敬です。
【文学】宮沢賢治「銀河鉄道の夜」ストーリー前編(しくじり先生リバイバル)
【文学】宮沢賢治「銀河鉄道の夜」完結編(しくじり先生リバイバル)
この動画を観るまでは、そんなに、宮沢賢治って知らなくて、
名前だけ知ってる~ という感じだったんですが、
それからというもの、宮沢賢治が大好きになりました。
動画では、あらすじを解説しているので、
私は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に、
まつわるものを、あれこれ、まとめてみました!
まず、『銀河鉄道の夜』は、ネット上で読めます。
青空文庫で読めるので是非、読んでみてください。
『銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治の死後、出版されました。
だから、これが決定版だ!というのは、
長らく研究者の中で議論が行われてきました。
青空文庫で読めるのは、最後に書かれた第4稿になっています。
それ以前の話のなかには、『ブルカニロ博士』というのが登場します。
結末も、違うかたちで、ジョバンニがしていた旅は
ブルカニロ博士の実験によって観た夢だったよ、っていう夢オチでした。
第4稿は、大幅に改定されたんですね。
私は今のあらすじのほうが、おとぎばなしの感じが強くて好きです。
『銀河鉄道の夜』には、たくさんの絵本が出版されています。
私が一番好きな『銀河鉄道の夜』の絵本はこちら。
作者のKAGAYAさんは、映像を作られていて、それが、ものっすごくきれいです。
そして、この映像を使って、プラネタリウムでも、上映しております。
このプラネタリウムは『銀河鉄道の夜』のおはなしに絡めて、
星座の説明などもしてくれます。
そのため、『銀河鉄道の夜』の話は、かいつまんで説明されます。
私は、『銀河鉄道の夜』をまるっと観れるものだと思っていたので、少し残念でした。
宮沢賢治といえば、岩手県出身ということが、知られています。
先日、岩手旅行をしたときに、めがね橋に行ってきました!
めがね橋は、『銀河鉄道の夜』のモチーフとなった
岩手軽便鉄道が通っている橋です。
地図をみて、行ってみたんですが、
この橋、いきなり現れました……!
ちなみに、「道の駅みやもり」の駐車場から綺麗に見えます。
駐車場から撮影したものです。
「道の駅みやもり」には、この記事のトップ写真の宮沢賢治がいました。
素敵でした。
以上!『銀河鉄道の夜』について集めてみました。
また、増えたら更新予定です。